デバッガの使用法

PHP 3の内部デバッガはバグを追跡し、回避するのに役立ちます。この デバッガは、PHP 3が開始されるたびに TCP ポートに 接続することにより動作します。そのリクエストからのすべての エラーメッセージはこのTCPコネクションに送られます。この情報は IDE や(Emacs のような)プログラマブル・エディタの 中で動作する「デバッグ用サーバ」のために使われます。

デバッガの設定方法:

  1. 設定ファイル ( debugger.port ) でデバッガ用のTCPポートを設定し、それを ( debugger.enabled ) で有効にします。

  2. どこかでそのポートに対してTCPリスナを設定します。 (たとえば、UNIXでは socket -l -s 1400 )

  3. コードの中で"debugger_on( host )" を実行します。ここで host TCP リスナが動作しているホストのIPアドレス 又はホスト名です。

これで、すべての警告や通知などがそのリスナのソケット上に表示されます。 この表示は、この後 error_reporting() でエラー出 力を抑制しても、有効のままです。