本節は、PHPをMac OS Xをインストールする際の注意事項とコツを説明し ます。
数は少ないですが、Mac OS X 用にパッケージ化され、コンパイルされた
PHPが存在します。これにより標準的な設定を構築することが非常に楽に
なりますが、(セキュアサーバまたは別のデータベースドライバのような)
異なる機能が必要な場合には、PHPやWebサーバを自分で構築する必要が
あるかもしれません。ソフトウエアの構築およびコンパイルに不慣れな場
合、必要とする機能を有するパッケージ版のPHPが既に構築されていない かどうかを調べることを推奨します。
Mac OS Xには僅かに異なる二つのバージョン、つまり、クライアントと
サーバがあります。以下の説明は、OS Xサーバに関するものです。
以下のヒントは、
Marc Liyanage
氏に提供して頂いたものです。
Apache Webサーバ用PHPモジュールがMac OS Xに含まれています。
このバージョンには、 データベースMySQLとPostgreSQLのサポートが含ま れています。
注意:以下の手順を行う際は、Apache Webサーバをダウンさせる可能性
があるので注意して下さい!
以下のインストール手順を実行します。
1. ターミナルウインドウをオープン
2. "wget
http://www.diax.ch/users/liyanage/software/macosx/libphp4.so.gz"
を入力し、ダウンロード完了を待つ。
3. "gunzip libphp4.so.gz" を入力
4. "sudo apxs -i -a -n php4 libphp4.so"
を入力
#AddType application/x-httpd-php .php #AddType application/x-httpd-php-source .phps |
最後に、Webサーバを再起動するために"
sudo apachectl graceful
"と入力して下さい。
この時点でPHPが動作しているはずです。"test.php"という名前のファイ
ルを"Sites"フォルダに作成して下さい。このファイルには、次の行を 書いて下さい。: "
?php phpinfo() ?
"
次に
127.0.0.1/~your_username/test.php
をWebブラ ウザからオープンして下さい。PHPモジュールに関する情報を含むステー
タステーブルが表示されるはずです。