Sybase-DBサポートを有効にするには、PHPのconfigure で
--with-sybase[=DIR]
を指定して下さ い。DIRはSybaseのホームディレクトリで、デフォルトは
/home/sybase
です。 Sybase-CTサポートを有効にするには、PHPのconfigureで
--with-sybase-ct[=DIR]
を指定して下 さい。DIRはSybaseのホームディレクトリで、デフォルトは
/home/sybase
です。
これらの関数の動作は、
php.ini
の設定により変化します。
表 1Sybase設定オプション
名前 | デフォルト | 変更の可否 |
---|---|---|
sybase.allow_persistent | "On" | PHP_INI_SYSTEM |
sybase.max_persistent | "-1" | PHP_INI_SYSTEM |
sybase.max_links | "-1" | PHP_INI_SYSTEM |
sybase.interface_file | "/usr/sybase/interfaces" | PHP_INI_SYSTEM |
sybase.min_error_severity | "10" | PHP_INI_ALL |
sybase.min_message_severity | "10" | PHP_INI_ALL |
sybase.compatability_mode | "Off" | PHP_INI_SYSTEM |
magic_quotes_sybase | "Off" | PHP_INI_ALL |
以下に設定ディレクティブの簡単な説明を示します。
持続的なSybase接続を使用可能とするかどうか。
プロセス毎の持続的なSybase接続の最大数。-1は制限無しを意味します。
プロセス毎の持続的接続を含むSybase接続の最大数。
ー1は制限無しを意味します。
出力するエラーの重要度の下限。
出力するエラーの重要度の下限。
PHP 3.0の古いバージョンとの互換モード。onの場合、結果を
文字列データとして処理する代わりにPHPが自動的にSybaseの型に基づ
き結果の型を決めるようにします。この互換モードがサポートされ続け
ることはおそらくないため、自分のコードに必要な変更を行い、このオ
プションをoffにして下さい。
magic_quotes_sybase
がonの場合、
magic_quotes_gpc
または
magic_quotes_runtime
が有効の時にシングルクオートはバックスラッシュではなくシングルク
オートでエスケープされます。
注意 magic_quotes_sybase がONの時に、 magic_quotes_gpc の設定を完全に上書きする ことに注意して下さい。この場合、たとえ magic_quotes_gpc が有効の場合でも ダブルクオートもバックスラッシュもNULもエスケープされません。
表 2Sybase-CT設定オプション
名前 | デフォルト | 変更の可否 |
---|---|---|
sybct.allow_persistent | "On" | PHP_INI_SYSTEM |
sybct.max_persistent | "-1" | PHP_INI_SYSTEM |
sybct.max_links | "-1" | PHP_INI_SYSTEM |
sybct.min_server_severity | "10" | PHP_INI_ALL |
sybct.min_client_severity | "10" | PHP_INI_ALL |
sybct.hostname | NULL | PHP_INI_ALL |
以下に設定ディレクティブに関する簡単な説明を示します。
持続的なSybase-CT接続を使用可能にするかどうか。
デフォルトは、onです。
プロセス毎の持続的なSybase接続の最大数。-1は制限無しを意味します。
プロセス毎の持続的接続を含むSybase-CT接続の最大数。
ー1は制限無しを意味します。
sybct.min_server_severity以上の重要度を有するサーバーメッセージ
は警告を出力します。この値は、スクリプト内で
sybase_min_server_severity()
をコールすること により設定することも可能です。デフォルトは10で、
重要度がこの値以上の情報が出力されます。
sybct.min_client_severity以上の重要度を有する
クライアントライブラリメッセージが警告として出力されます。 この値は、スクリプトで
sybase_min_client_severity()
をコールすること により設定することも可能です。デフォルトは10で、
出力を結果的に無効にしています。
sp_whoで表示するための接続を行うホスト名。デフォルトはありません。
PHP_INI_*定数に関する詳細と定義については、
ini_set()
を参照して下さい。