LVIIIMS SQL サーバー関数

導入

以下の関数によりMS SQLサーバデータベースにアクセス可能となります。

注意 MSSQL拡張モジュールは、Win32システムでのみ利用可能です。他のプラッ トフォームからMSSQLデータベースに接続するには、 Sybase拡張モジュール を使用することが可能です。

要件

この拡張モジュールは、PHPがインストールされているシステムにMS SQL クライアントツールのインストールを要します。クライアントツールは、 MS SQL Server CDまたは \winnt\system32 から ntwdblib.dll をPHPシステム の\winnt\system32にコピーすることによりインストール可能です。 ntwdblib.dll のコピーではアクセスのみが可能で す。クライアントの設定は、全てのツールのインストールが必要です。

インストール手順

MSSQL拡張モジュールは、extension=php_mssql.dllを php.ini に追加する ことにより、利用可能となります。

実行用の設定

これらの関数の動作は、 php.ini の設定により変化します。

表 1MS SQLサーバ設定オプション

名前 デフォルト 変更の可否
mssql.allow_persistent "1" PHP_INI_SYSTEM
mssql.max_persistent "-1" PHP_INI_SYSTEM
mssql.max_links "-1" PHP_INI_SYSTEM
mssql.min_error_severity "10" PHP_INI_ALL
mssql.min_message_severity "10" PHP_INI_ALL
mssql.compatability_mode "0" PHP_INI_ALL
mssql.connect_timeout "5" PHP_INI_ALL
mssql.timeout "60" PHP_INI_ALL
mssql.textsize "-1" PHP_INI_ALL
mssql.textlimit "-1" PHP_INI_ALL
mssql.batchsize "0" PHP_INI_ALL
mssql.datetimeconvert "1" PHP_INI_ALL
mssql.secure_connection "0" PHP_INI_SYSTEM
mssql.max_procs "25" PHP_INI_ALL
PHP_INI_* 定数の詳細と定義については、 ini_set() を参照して下さい。

リソース型

定義済みの定数

これらの定数は、この拡張モジュールで定義されており、 この拡張モジュールがPHP内部にコンパイルされているか実行時に動的にロー ドされるかのどちらかの場合のみ使用可能です。

MSSQL_ASSOC ( integer )

MSSQL_NUM ( integer )

MSSQL_BOTH ( integer )

SQLTEXT ( integer )

SQLVARCHAR ( integer )

SQLCHAR ( integer )

SQLINT1 ( integer )

SQLINT2 ( integer )

SQLINT4 ( integer )

SQLBIT ( integer )

SQLFLT8 ( integer )

目次
mssql_bind -- ストアドプロシージャまたはリモートストアドプロシージャへパラメー タを追加する
mssql_close -- MS SQL サーバーへの接続を閉じる
mssql_connect -- MS SQL サーバー接続をオープンする
mssql_data_seek -- 内部行ポインタを移動する
mssql_execute -- MS SQLサーバデータベースでストアドプロシージャを実行する
mssql_fetch_array -- 配列として行を取得する
mssql_fetch_assoc -- result_idで指定した結果集合でカレントの行を連想配列として返す
mssql_fetch_batch -- レコードの次のバッチを返す
mssql_fetch_field -- フィールド情報を取得する
mssql_fetch_object -- オブジェクトとして行を取得する
mssql_fetch_row -- 配列として行を取得する
mssql_field_length -- フィールド長を得る
mssql_field_name -- フィールド名を得る
mssql_field_seek -- フィールドオフセットを設定する
mssql_field_type -- フィールド型を得る
mssql_free_result -- 結果保持用メモリを解放する
mssql_free_statement -- Free statement memory
mssql_get_last_message -- サーバーの直近のメッセージを返す (min_message_severityに依存する?)
mssql_guid_string -- 16バイトバイナリGUIDを文字列に変換する
mssql_init -- ストアドプロシージャまたはリモートのストアドプロシージャを初期化 する
mssql_min_error_severity -- エラー判定基準を小さく設定する
mssql_min_message_severity -- メッセージ判定基準を小さく設定する
mssql_next_result -- 次の結果に内部結果ポインタを移動する
mssql_num_fields -- 結果のフィールド数を得る
mssql_num_rows -- 結果の行数を得る
mssql_pconnect -- 持続的 MS SQL 接続をオープンする
mssql_query -- MS SQL クエリーを送る
mssql_result -- 結果データを得る
mssql_rows_affected -- クエリにより取得したレコード数を返す
mssql_select_db -- MS SQL データベースを選択する