require_once()

require_once() 文は、スクリプトの実行中に指定された ファイルを読み込み、評価します。この振る舞いは require() 文と似ていて、唯一の違いは既にコードが読み込まれている場合には再度読み込まれる ことがないことです。この文がどのように動作するかについては require() を参照してください。

require_once() は、スクリプトの実行時に同じファイ ルが複数回読み込まれ、評価される可能性がある場合に、関数の再定義や 変数値の再代入といった問題を回避するために一回だけ読み込ませるため に使用します。

require_once() および include_once() の使用例に関する他の例については、 最新のPHPソースコード配布ファイルに含まれるPEARのコードを参照下さ い。

注意 require_once() はPHP 4.0.1pl2で追加されました。

注意 (Windowsのように)大文字小文字を区別しないオペレーティングシステムでは、 require_once() および include_once() の動作が意図したものにならない 可能性があるので注意して下さい。

例 12-8 require_once() は大文字小文字を区別します

require_once("a.php"); // a.phpを読み込みます
require_once("A.php"); // Windowsはこれもa.phpを読み込みます!


警告

Windows版の PHP は、現在この関数に関してリモートファイルアクセス機能をサポートしていません。これは、 allow_url_fopen を有効にした場合でも同様です。

require() , include() , include_once() , get_required_files() , get_included_files() , readfile() , virtual() も参照してください。