第 4 章 設定

目次
設定ファイル
設定を変更するには
設定ディレクティブ

設定ファイル

設定ファイル(PHP 3.0では php3.ini 、PHP 4.0 で は php.ini )は、PHP の起動時に読み込まれます。 PHPのサーバーモジュール版では、このファイルは、Web サーバーの起動 時に一度だけ読み込まれます。 CGICLI 版では、起動する度にこのファイルが読み込まれ ます。

php.ini のデフォルトの場所は、コンパイル時のオプションです。( FAQ エントリを参照下 さい。) しかし、 CGI および CLI 版の場合、コマンドラインスイッチ -c によりこれを変更することができます。 コマンドライン からの PHP の使用に関する章を参照下さい。 php.ini を探すパスを追加するために環境変数 PHPRC を使用することもできます。

注意 PHPディレクティブ register_globals のデフォルト値は、 PHP 4.2.0 以降 on から off に変更されています。

例 4-1 php.ini の例

; 引用符をつけないセミコロン(;)の後のテキストは全て無視されます。
[php] ; セクションマーカ (角括弧の中のテキスト) は無視されます
; 論理値は次のどれかとなります:
;    true, on, yes
; または false, off, no, none
register_globals = off
magic_quotes_gpc = yes

; 文字列を二重引用符で括ることも可能です
include_path = ".:/usr/local/lib/php"

; バックスラッシュは他の文字と同様に処理されます
include_path = ".;c:\php\lib"