LXその他の関数(Misc)

導入

他のカテゴリには当てはまらない関数群を、こちらに収録しています。

要件

これらの関数は、標準モジュールの一部と して利用可能であり、常に使用できます。

インストール手順

これらの関数はPHPコアに含まれるため、使用す る際にインストールは不要です。

実行用の設定

これらの関数の動作は、 php.ini の設定により変化します。

表 1Misc.の設定オプション

名前 デフォルト 変更の可否
ignore_user_abort "0" PHP_INI_ALL
highlight.string #CC0000 PHP_INI_ALL
highlight.comment #FF9900 PHP_INI_ALL
highlight.keyword #006600 PHP_INI_ALL
highlight.bg #FFFFFF PHP_INI_ALL
highlight.default #0000CC PHP_INI_ALL
highlight.html #000000 PHP_INI_ALL
browscap NULL PHP_INI_SYSTEM
PHP_INI_* 定数の詳細と定義については、 ini_set() を参照して下さい。

以下に設定ディレクティブの簡単な説明を示します。

ignore_user_abort boolean

デフォルトで TRUE FALSE に変更した場合、スクリプトは、 クライアントが接続を破棄した後に何かを出力しようとした際に直ちに 終了します。

ignore_user_abort() も参照して下さい。

highlight.xxx string

構文ハイライト表示モードの色。 font color="??????" 形式のものは全て動作します。

browscap string

browser capabilities file(ブラウザ機能ファイル)の 名前(例: browscap.ini )と場所。 get_browser() も参照して下さい。



リソース型

この拡張モジュールはリソース型を全く定義し ません。

定義済みの定数

この拡張モジュールは定数を全く定義しませ ん。

目次
connection_aborted -- クライアントとの接続が断となった場合に TRUE を返す
connection_status -- 接続ステータスのビットフィールドを返す
connection_timeout -- スクリプトがタイムアウトした場合に TRUE を返す
constant -- 定数の値を返す
define -- 名前を指定して定数を定義する
defined -- 指定した名前の定数が存在するかどうかを調べる
die -- exit() のエイリアス
eval -- 文字列をPHPコードとして評価する
exit -- メッセージを出力し、カレントのスクリプトを終了する
get_browser -- ユーザのブラウザの機能を取得する
highlight_file -- ファイルの構文ハイライト表示
highlight_string -- 文字列の構文ハイライト化
ignore_user_abort -- クライアント接続が断となった時にスクリプトの実行を中断するかどう かを設定する
pack -- データをバイナリ文字列にパックする
show_source -- ファイルの構文ハイライト表示
sleep -- 実行を遅延させる
uniqid -- ユニークなIDを生成する
unpack -- バイナリ文字列からデータを切出します
usleep -- マイクロ秒単位で実行を遅延する