(PHP 3 = 3.0.1, PHP 4) pg_fetch_object() は、取得した行に対応するプロ パティを有するオブジェクトを返します。この関数は、行がもうない場 合またはエラーには FALSE を返します。 pg_fetch_object() は pg_fetch_array() に似ていますが、配列の代わりに オブジェクトが返されという違いがあります。間接的に、このことはデー タがオフセットではなくフィールド名によってのみアクセス可能である ことを意味します。(数字はプロパティ名として使用できません。) row は、取得する行(レコード)番号です。最初の レコードは0です。 速度面では、この関数は、 pg_fetch_array() と同じであり、 pg_fetch_row() とほとんど同じ程度です。 (違いはわずかです) 注意 result_type に関して従来のバージョンのデフォ ルト値は、PGSQL_BOTHでしたが、4.3.0から result_type のデフォルトはPGSQL_ASSOCとなっ ています。PHPではプロパティ名に数値を使用することはできないため、 プロパティ名に数値を使用することはできません。 result_type は、将来的なバージョンでは削除さ れる可能性があります。 pg_query(), pg_fetch_array(), pg_fetch_row(), pg_fetch_result() も参照下さい。 例 1Postgres によりオブジェクトを取得する 注意 4.1.0以降、 row はオプションとなっています。 pg_fetch_object() をコールすることにより、内部 的なレコードカウンタは1増加します。