(PHP 4)
session_set_save_handler() は、セッションに関 連するデータを保存および取得するために使用されるユーザ定義のセッ ション保存関数を設定します。この関数は、セッションデータをローカ ルデータベースに保存する場合のようにPHPセッションにより提供される もの以外の保存方法を使用したい場合に有用です。
注意 session_set_save_handler() の設定を有効にする には、php.ini ファイルの session.save_handler に user を設定する必要があります。
注意 "write" ハンドラは、出力ストリームがクローズされるまでは実行され ません。つまり、"write"ハンドラにおけるデバッグ用出力はブラウザ 側では見ることができません。デバッグ用の出力が必要な場合は、代わ りにデバッグ出力をファイルに書き込むことを推奨します。
以下の例では、デフォルトの保存 files に似た ファイルベースのセッション保存を行います。この例は、PHPがサポート する任意のデータベースエンジンを用いてデータベースへの保存を行う ように容易に拡張可能です。
saveハンドラが期待通りに動作するようにread関数は常に文字列を返す 必要があります。データがない場合には、空の文字列を返して下さい。 他のハンドラからの返り値は、論理式、すなわち、成功時に TRUE 、失 敗した場合に FALSE を返します。
例 1 session_set_save_handler() の例