(PHP 4 = 4.1.0) 通信の終端と呼ばれることもあるソケットのリソースを作成し、返します。 典型的なネットワーク接続は、2つのソケットから成り立ちます。このとき、 片方はクライアント、もう片方はサーバの役割をします。 パラメータ domain はソケットが利用する プロトコルファミリーを指定します。 表 1指定可能なアドレス/プロトコルファミリーの一覧 type パラメータはソケットが利用する通信のタイプを 指定します。 表 2利用できるソケットのタイプ protocol は、ソケット上の通信で使われる domain で指定されたファミリーに属するプロトコルを 指定します。正しい値は、 getprotobyname() を使うことで取得できます。利用したいプロトコルが、TCP または UDP の場合は、定数 SOL_TCP と SOL_UDP を指定することもできます。 表 3共通なプロトコルの一覧 成功時に有効な記述子を返し、失敗時に FALSE を返します。 実際のエラーコードは、 socket_last_error() を 呼ぶことにより取得できます。このエラーコードをさらに socket_strerror() に渡すことにより、 エラーの内容を文字列で取得することが可能です。 注意 もし domain や type に 不正な値が与えられた場合、 socket_create() は、これらを それぞれ AF_INET と SOCK_STREAM であるとみなし、 E_WARNING メッセージを出します。 socket_accept(), socket_bind(), socket_connect(), socket_listen(), socket_strerror(), socket_get_status() も参照下さい。