require() 文は指定されたファイルを読み込み、評価します。 ファイルが読み込まれ評価される際の詳細な情報に関しては include() に記述されています。 require() と include() は エラーの扱い方を除けば全く同様に振舞います。エラーが発生すると include() は Warning を出力しますが require() を使用している場合は Fatal Error となります。 言い換えると、指定されたファイルが無い場合に処理を停止したい場合は require() を使用した方が良い、ということになります。 include() を使用すると、読み込むべきファイルが存在しない 場合も処理が続行されます。 include_path を適切に設定することも忘れないで下さい。 例 12-2基本的な require() の例 include() のドキュメントにはさらに多くの例がありますので 参照してください。 注意 PHP 4.0.2以前での挙動は以下の様になっています: require() は その行が実行される/されないにかかわらず常に指定されたファイルを読み込もうと します。従って条件文は require() には影響を与えません。 しかしながら、 require() がある行が実行されない場合、 読み込まれるファイル内のコードは実行されません。同様に、ループ構造は require() の動作には影響しません。読み込まれるファイル内の コードがループに依存している場合でも require() は 読み込みを一回しか行いません。 include(), require_once(), include_once(), eval(), file(), readfile(), virtual(), include_path も参照してください。