# ja/ted2020-10.xml.gz
# zh/ted2020-10.xml.gz


(src)="1"> エイズと鳥インフルエンザについての もっともな心配事については 本日後ほど お話をいただきましょう ” ブリリアント ” な ブリリアント博士から 私はもうひとつの流行病について 話したいと思います 心血管疾患 、 糖尿病 、 高血圧です これらの疾患は 全て完ぺきに防ぐことができます 少なくとも 95 % の人々に関しては ただ食生活と生活習慣を 改善するだけでいいのです
(trg)="1"> 所有對於愛滋病同禽流感嘅擔心 都係好合理嘅 而我哋稍後亦會從 Brilliant 醫生 聽到有關嘅嘢 不過 , 而家我想講嘅係另一啲流行病 就係心血管疾病 、 糖尿病同高血壓 而且對於 95 % 以上嘅患者嚟講 只要改變飲食習慣同生活作息 呢啲病完全係可以預防嘅

(src)="2"> 今 何が起こっているのかというと 病気のグローバリゼーションで 世界中の人々が 私たちアメリカ人のような食事をとり 私たちのような生活を送り 私たちのように死んでいます アジアのかつて最低だった 心臓病 、 肥満 、 糖尿病の水準は 一世代にして失われ 今では世界的に見ても 高い水準に達しています アフリカでは ほとんどの国で心血管疾患は HIVとエイズによる死亡に 匹敵します
(trg)="2"> 但現正發生嘅事就係慢性病開始全球化 其他國家嘅人嘅飲食同生活方式 甚至死亡方式 都開始同我哋相似 例如短短一代人嘅時間 亞洲已經由其中一個心臟病 、 肥胖 同糖尿病發病率極低嘅地區 變成發病率極高嘅地區 喺非洲 , 患心血管疾病嘅人數 等同於喺大多數國家 死於愛滋病嘅人數

(src)="3"> 私たちには大いなる機会が 託されています 非常に多くの人々の 生命に大きな影響を与え 重要な差異を生み出すために 世界規模で予防医学を 実施しなければなりません
(trg)="3"> 所以呢個係一個關鍵時刻 我哋必須做一個重要嘅改變 去影響幾百萬人嘅生命 同埋喺全球實施預防性醫學

(src)="4"> 心血管疾患は依然として アメリカだけでなく 世界中で人々の命を 奪っています その数は 他の全ての原因で亡くなる 人数の合計以上です たいていの人にとって この種の病は予防可能なのです
(trg)="4"> 心血管疾病導致嘅死亡人數 比其他疾病加起嚟仲要高 呢樣嘢唔單止喺我哋嘅國家 全世界亦一樣 不過對絕大多數人嚟講

(src)="5"> 予防可能というだけでなく 、 実際 健康な状態へ 戻すことが可能なんです この 29 年間 私たちは 単に食生活と生活習慣を変えるという 技術も要せず低コストな対策が どれほどまでに効果的かということを これらのハイテクで 高価な最先端機器を 用いて証明してきました どんな方法かと言うと 例えば介入前と一年後の 定量的動脈造影法 そして 心臓のPET検査です
(trg)="5"> 心血管疾病係完全可以避免嘅 甚至可以醫好 喺過去接近二十九年 我哋以一啲高科技 、 昂貴 先進嘅方法證明咗 透過改變飲食同生活作息 呢啲非常簡單 、 原始 、 低成本嘅 治療方法有幾大嘅威力 例如對比一年前同一年後嘅 定量動脈造影術 同埋心臟正子掃描

(src)="6"> 私たちが数ヶ月前に 発表した研究は 初めて 、 前立腺の癌の進行は食生活と 生活習慣を変えることで食い止めたり 逆戻りさせることができる ということを明らかにし 対照群の 9 % という値に対して 腫瘍サイズ増大の 70 % 減少や 増殖抑制を確認したのです
(trg)="6"> 幾個月前 , 我們發表第一份研究 指出只需透過改變飲食同生活習慣 你就能夠停止或者逆轉前列腺癌擴散 令到 70 % 嘅癌細胞縮小 或者停止生長 相對之下 , 對照組只有 9 %

(src)="7"> ここにMRIとMRの画像がありますが 前立腺癌の活動は 赤色で示してあります 一年後には減少しているのが わかりますね
(trg)="7"> 喺呢啲磁力共振造影同埋光譜分析裏邊 紅色係前列腺癌細胞活動 可以見到佢喺一年後減少咗

(src)="8"> 現在 肥満が増加しています 成人の 2 / 3 子供の 15 % に上ります 私にとって本当に気になるのは ここ 10 年で糖尿病が 70 % も増加したということです 私たちの子供は 親よりも短い人生を送ることになる 初めての世代に なるかもしれません 残念です これは予防可能なわけですから
(trg)="8"> 現時癡肥非常流行 影響到三份之二嘅成人同 15 % 嘅兒童 特別令我擔心嘅係 過往十年糖尿病人數已經上升咗 70 % 我哋可能係第一個代人 見到細路短命過我哋 咁係好可悲 而且呢個情況其實係可以避免

(src)="9"> 見てください これは選挙結果ではありませんよ これは各州の肥満の人の割合を 色で示しています 1985 年に始まり 、 ' 86 年 、 ’ 87 年 CDCのホームページから引用しました ' 88 年 、 ' 89 年 、 ' 90 年 、 ' 91 年 ここから新しい色が出てきます ' 92 年 、 ' 93 年 、 ' 94 年 、 ' 95 年 、 ' 96 年 97 年 、 ' 98 年 、 ' 99 年 、 2000 年そして 2001 年 事態はさらに悪化します なんだか私たちは 退化してるみたいですね ( 笑 ) 私たちには何が できるのでしょうか ? 私たちが発見した心臓病や癌を治す力 を秘めている食事というのは
(trg)="9"> 呢啲並唔係選舉結果 而係各州肥胖人口統計 由 85 、 86 、 87 年起計 呢啲資料取自美國疾病管制 暨預防中心網站 — — 88 、 89 、 90 、 91 年 一個新嘅分類 — — 92 、 93 、 94 、 95 、 96 年 97 、 98 、 99 、 2000 、 2001 — — 越嚟越差 我哋一直喺度退化 ( 笑聲 ) 而家我哋可以為到呢樣做啲乜呢 ? 我哋發現亞洲嘅飲食習慣 可以預防心臟病同癌症

(src)="10"> アジアの食なんですが アジアの人々が逆に 欧米人のような食生活を始めています これが私たちのように 不健康になりだした原因です これが私たちのように 不健康になりだした原因です
(trg)="10"> 但亞洲人都開始食得好似我哋咁 因此佢哋都開始病到好似我哋咁

(src)="11"> そこで私は数々の食の大企業と 取り組んできました 彼らなら健康的な食べ物を 楽しく 、 セクシーで カッコよく 、 環境に良く 便利にできます 私はマクドナルド 、 ペプシ 、 コンアグラ 、 セーフウェイの 諮問委員会委員長を 務めさせていただき 今後はデルモンテにも行くんですが 彼らにもよいビジネスチャンスだと 理解いただけています
(trg)="11"> 我一直有同好多大型飲食公司合作 佢哋可以令食用健康食品變得 樂趣 、 吸引 、 流行 、 有口感又方便 例如 , 我擔任麥當勞 、 百事可樂 康尼格拉食品 、 Safeway 嘅 諮詢董事會嘅主席 嚟緊仲會做埋台爾蒙食品 諮詢董事會主席 佢哋發現健康食品市場充滿商機

(src)="12"> マクドナルドで売られているサラダは この試みで誕生したもので アジア風サラダを 展開することになっています ペプシでは収入成長の 2 / 3 は 健康的な食品から生まれています
(trg)="12"> 你喺麥當勞見到嘅沙律 就係我哋嘅成果 佢哋將會有亞洲款式嘅沙律 喺百事可樂公司 三分二嘅營業增長 嚟自佢哋改良咗嘅食品

(src)="13"> もし食生活の改善を 達成できれば 資金を エイズやHIV マラリアの治療のため 必要な薬品の購入や 鳥インフルエンザの予防に 回すことができるのです
(trg)="13"> 所以如果我哋可以咁做 我哋就可以慳返好多資源 去買我哋真正需要嘅藥物 去治療愛滋病 、 瘧疾 , 或者禽流感 多謝各位 !

# ja/ted2020-10376.xml.gz
# zh/ted2020-10376.xml.gz


(src)="1"> ハラレの ある 8 月の暖かい朝 ファライという 24 歳で 2 人の子供達の母親が 公園のベンチに向かって 歩いています
(trg)="1"> 喺八月嘅一個上晝 喺津巴布韋首都哈拉雷 有個叫法拉嘅女人 佢廿四歲 , 有兩個仔女 行去公園嘅一張長櫈度

(src)="2"> 彼女は 惨めで 意気消沈した様子です
(trg)="2"> 佢望落去好鬱悶 、 好沮喪

(src)="3"> さて 公園のベンチには 「 ジャック婆さん 」 として コミュニティでは有名な 82 歳の女性が腰かけています
(trg)="3"> 嗰張公園長凳已經 有個八十二歲嘅婆婆坐喺度 人人都叫佢做 Jack 婆婆

(src)="4"> ファライは ジャック婆さんに クリニックの看護師からの封筒を手渡します
(trg)="4"> 法拉遞畀 Jack 婆婆 一封診所護士畀佢嘅介紹信

(src)="5"> ジャック婆さんは ファライに座るよう促し 封を開け 手紙を読みます
(trg)="5"> Jack 婆婆請佢坐低 然後打開個信封讀

(src)="6"> 彼女が手紙を読む間 3 分程の沈黙が流れます
(trg)="6"> 婆婆睇信嘅三分鐘裡邊 , 冇人講嘢

(src)="7"> 長い静寂の後 ジャック婆さんは 深い溜め息をつき ファライを見て こう言います 「 あんたには 私がいるよ
(trg)="7"> 隔咗一陣 , Jack婆婆深呼吸 佢望住法拉講 : 「 我係來幫你嘅 ,

(src)="8"> 話を聞かせてくれないかい ? 」
(trg)="8"> 你可唔可以講下你嘅事啊 ? 」

(src)="9"> ファライは 目に涙を 一杯溜めながら こう話し始めます
(trg)="9"> 法拉眼濕濕

(src)="10"> 「 ジャック婆ちゃん 私 HIV陽性なの
(trg)="10"> 佢話 : 「 Jack 婆婆啊 , 我有愛滋病已經四年 。

(src)="12"> 夫からは 1 年前に棄てられたわ
(trg)="11"> 老公一年前走咗佬 。

(src)="13"> 私には 5 歳にならない 2 人の子供が居て
(trg)="12"> 我有兩個仔女 , 佢哋都未到五歲 。

(src)="14"> 職もなく
(trg)="13"> 我失業 ,

(src)="15"> 子供達の面倒も 殆ど見られないの 」
(trg)="14"> 我根本照顧唔嚟我啲仔女 。 」

(src)="16"> 涙が頬をつたっています
(trg)="15"> 佢淚流滿面

(src)="17"> それを見て ジャック婆さんは ファライに近寄り 彼女に触れ こう言います 「 ファライ 泣いていいのよ
(trg)="16"> 見到咁 , Jack 婆婆坐埋過去 輕輕攬住法拉 話 : 「 法拉 , 你可以喊㗎 。

(src)="18"> とても大変だったんだから
(trg)="17"> 你經歷咗好多事 ,

(src)="19"> もっと話を 聞かせてもらえない ? 」
(trg)="18"> 可唔可以再講多啲畀我聽 ? 」

(src)="20"> するとファライは続けます
(trg)="19"> 法拉繼續講 :

(src)="21"> 「 この 3 週間 何度も 2 人の子供達を道連れにして 自殺しようと思ったの
(trg)="20"> 「 喺過去嘅三個禮拜 , 我成日喺度諗自殺 , 仲想帶埋啲仔女走 。

(src)="22"> もうこれ以上耐えられないわ
(trg)="21"> 我頂唔順喇 ,

(src)="23"> クリニックの看護師が あなたに 会うようにと言ってくれたの 」
(trg)="22"> 所以護士叫我嚟揾你 。 」

(src)="24"> 2 人の会話は およそ 30 分間続きます
(trg)="23"> 佢哋兩個傾咗大概半個鐘

(src)="25"> そして最後に ジャック婆さんは言います 「 ファライ あんたには kufungisisaの 全ての症状があると思うよ 」
(trg)="24"> 最尾 , Jack 婆婆話 : 「 法拉 , 睇嚟 『 Kufungisisa 』 嘅病徵你都有曬 。 」

(src)="26"> " kufungisisa " という言葉が 涙の水門を開きます
(trg)="25"> 聽到呢個字 , 法拉又即刻喊番

(src)="27"> つまりkufungisisaとは 私の国では 「 うつ 」 と同じ意味の言葉なのです
(trg)="26"> 「 Kufungisisa 」 係當地話 「 抑鬱症 」 嘅意思

(src)="28"> 文字通りの意味は 「 考えすぎ 」 です
(trg)="27"> 直譯就係 「 諗太多 」

(src)="29"> WHOの推定では こんにち 世界中の 3 億人を超える人達が うつで苦しんでいます つまり 我が国で言う " kufungisisa " によってです
(trg)="28"> 世界衛生組織統計 依家全世界有多過三億人有抑鬱症 即係我個國家叫嘅 「 Kufungisisa 」

(src)="30"> WHOは こうも言っています 40 秒毎に 世界のどこかで 誰かが 自殺していて その理由は 主にうつ つまり kufungisisaにより 幸せと感じられないからだと ―
(trg)="29"> 世界衛生組織又話 全世界每四十秒 就有一個人因為 抑鬱症 , 或者 「 Kufungisisa 」 而自殺

(src)="31"> これらの死の殆どは 低所得国から 中所得国で起きています
(trg)="30"> 呢啲自殺個案 多數出現喺中 、 低收入國家

(src)="32"> 実際 WHOはここまで言っています 15 歳から 29 歳の 年齢層を見ると 彼らの主な死因は 現在 自殺であると
(trg)="31"> 事實上 世界衛生組織仲話 十五到二十九歲嘅年齡層 佢哋主要嘅死因係自殺

(src)="33"> しかしうつや ときに自殺の原因になる 様々な出来事があるのです それは 虐待 紛争 、 暴力 孤立 、 孤独等々といったもので 枚挙にいとまがありません
(trg)="32"> 但係 , 導致抑鬱症 甚至自殺嘅原因有好多 例如虐待 衝突 、 暴力 隔離 、 孤獨等等

(src)="34"> しかし 私達の知る唯一の事柄は うつは治療が可能で 自殺は防げるという事です
(trg)="33"> 不過 , 我哋知道 抑鬱症有得醫 , 自殺可以避免

(src)="35"> しかし困った事に 世界中にその仕事を行う 精神科医や臨床心理士が 十分存在しないのです
(trg)="34"> 問題係 全世界冇咁多 精神科醫生或者心理學家 來睇所有嘅病人

(src)="36"> 例えば 低所得国 、 中所得国の殆どでは 人口に対する精神科医の割合が 150 万人に 1 人といった具合です それはつまり 我が国で 精神衛生のサービスを必要とする 90 % の人々がそれを受けられない という事です
(trg)="35"> 譬如 , 喺中 、 低收入國家 精神科醫生對人口嘅比例 大概係一對一百五十萬 即係話 , 九成需要心理服務嘅人 都得唔到幫助

(src)="37"> 我が国では 12 人の精神科医が存在していて 私もその 1 人ですが この人数で およそ 1400 万の人口を担当しています
(trg)="36"> 我哋成個國家 只有十二個精神科醫生 而我係其中嘅一個 我哋國家人口有一千四百萬

(src)="38"> さて これは どういう事でしょうか
(trg)="37"> 我再畀多啲實際故事

(src)="39"> ある夜 私が家にいると 救命救急センター ( ER ) から 電話を受けました そこは私の住む所から 200 数キロ離れた町にあります
(trg)="38"> 有一晚 , 我喺屋企 收到 ER 打嚟嘅電話 ER 即係急症室 間急症室喺離我 兩百公里嘅一個城市度

(src)="40"> ERの医師はこう言います 「 先生が 4 ヵ月前 治療を行った患者の 1 人が 薬物の過剰摂取をしました ERにいます
(trg)="39"> 個主診醫生話 : 「 你有個病人 , 你四個月前醫過佢 。 佢啱啱用藥過量 , 依家入咗急症室 。

(src)="41"> 血液動態的には 大丈夫のようですが 精神神経科の診察が必要と思います 」
(trg)="40"> 佢嘅血液動力正常 , 不過需要神經心理科嘅檢查 。 」

(src)="42"> 真夜中に車に飛び乗り 200 キロの道のりを 運転することは 当然できません
(trg)="41"> 當然 , 我無可能半夜揸車 揸兩百公里去嗰度

(src)="43"> ERの医師の電話を聞きながら 最善を尽くし 私達は病状の判断を行います
(trg)="42"> 所以 , 我哋唯有 喺電話度 諗出對應嘅辦法

(src)="44"> 自殺防止の体制が 敷かれている事を確認します
(trg)="43"> 我要確保有人觀察著病人嘅自殺傾向

(src)="45"> 私達はこの患者が服用してきた 抗うつ剤を 再検討し始める事を確認し こう結論を出します この 26 歳のエリカという娘が ERから退院したらすぐに 母親と一緒に 直接私の所へ来て 必ず診察を受けてもらい 何ができるかを 検討することにしましょうと
(trg)="44"> 要確保我哋審視返病人 服用抗抑鬱藥嘅劑量 最後得出嘅結論係 Erica — — 呢個係病人嘅名 , 佢廿六歲 喺 Erica 可以出院時 佢同佢媽媽就應該有直接來揾我 然後我就會對佢做檢查同評估 同決定下一步要點做

(src)="46"> それには およそ 1 週間かかると 想定していました
(trg)="45"> 我哋估計 Erica 大概一個禮拜之後就會來

(src)="47"> 1 週間経ち
(trg)="46"> 過咗一個禮拜

(src)="48"> 3 週間経っても
(trg)="47"> 過咗三個禮拜

(src)="49"> エリカは現れません
(trg)="48"> 我都冇見到 Erica

(src)="50"> ある日 エリカの母親から 電話がかかります 彼女はこう言います 「 エリカは 3 日前に自殺しました
(trg)="49"> 有一日 , Erica 媽媽打電話畀我 佢話 : 「 Erica 三日前自殺咗 。

(src)="51"> 家の庭にあるマンゴーの木で 首を吊ったのです 」
(trg)="50"> 佢喺屋企花園 一樖芒果樹度吊頸 。 」

(src)="52"> 私は ほぼ反射的に こう訊かずにいられませんでした 「 何故ここハラレに 来なかったのですか ?
(trg)="51"> 我本能反應噉忍唔住問 : 「 噉點解你哋冇嚟哈拉雷揾我 ?

(src)="53"> ERを退院したらすぐに 私の所に来ると約束しましたよね 」
(trg)="52"> 我哋講好咗 , Erica 一出院 , 你哋就會嚟揾我 。 」

(src)="54"> 彼女はそっけなく言いました
(trg)="53"> 佢解釋得好簡單 :

(src)="55"> 「 ハラレに行く 15 ドルのバス代がなかったのです 」
(trg)="54"> 「 去哈拉雷嘅車費要十五蚊 , 我哋籌唔到錢 。 」

(src)="56"> 自殺は精神衛生の世界では 珍しい出来事ではありません
(trg)="55"> 喺精神科裏面 自殺唔算罕見

(src)="57"> しかしエリカの死に関しては 正に私という存在そのものの核に 打撃を与える何かがあったのです
(trg)="56"> 但 Erica 嘅死 好震憾我

(src)="58"> エリカの母親の言ったあの言葉 ― 「 あなたの所に行く 15 ドルのバス代が ありませんでした 」 それを聞いて気づいたのです 患者が私のところへ 来ることを期待しても うまくいきっこないのです
(trg)="57"> 佢媽媽嗰句 「 我哋籌錢唔到 十五蚊嘅車費嚟揾你 。 」 令我醒覺 等病人嚟揾我 呢個方法行唔通

(src)="59"> 私はアフリカの精神科医としての 自分の役割を真に発見しようとする 「 自分探し 」 の状態になりました
(trg)="58"> 我開始自我反省 重新諗 我喺非洲做精神科醫生嘅職責

(src)="60"> 相談をし 、 自分探しをし 同僚 、 友人 、 家族と話をした後 私は突然 思いつきました 実際アフリカにある 最も信頼できる資源の 1 つは お婆さんなのだと
(trg)="59"> 經過一番請教同思考 又同同事 、 家人 、 朋友傾過 我突然醒覺 其實非洲最多嘅資源 就喺啲婆婆

(src)="61"> そう お婆さんです
(trg)="60"> 無錯 , 係婆婆

(src)="62"> こう思いました お婆さんは あらゆるコミュニティに
(trg)="61"> 我喺度諗 每個社區都有好多婆婆

(src)="63"> 何百人もいる
(trg)="62"> 有成幾百個

(src)="64"> それに ― ( 笑 ) お婆さん達は 緑の草原を求めて 自分達のコミュニティを離れない
(trg)="63"> 仲有 ( 笑聲 ) 佢哋唔會離職 , 唔會換工走人

(src)="65"> ( 笑 ) 唯一離れるのは 天国という より素晴らしい 緑の草原に行く時です
(trg)="64"> ( 笑聲 ) 佢哋唯一走佬會去嘅地方 就係天堂

(src)="66"> ( 笑 ) そこで 私は考えました お婆さん達に 根拠に基づいたトークセラピーの 訓練をしてみてはどうかと それをベンチで行うのです
(trg)="65"> ( 笑聲 ) 所以我諗 , 不如訓練呢啲婆婆 教佢哋循證談話療法 等佢哋可以坐喺公園長櫈度幫人

(src)="67"> 傾聴して共感を表すなど 認知行動療法に根差したスキルを教え お婆さんに能力を与えるのです 行動活性化や活動スケジューリングの スキルも教え そしてデジタルテクノロジーで 彼女達をサポートするのです
(trg)="66"> 根據認知行為療法 教佢哋聆聽嘅技巧 教佢哋表達同情心 教佢哋技巧來引導病人做正確行為 安排病人嘅活動 同埋教佢哋學識用數碼科技

(src)="68"> 携帯電話のテクノロジーは ご存知ですね
(trg)="67"> 譬如 ︰ 手機

(src)="69"> アフリカでは こんにち ほとんど皆が持っています
(trg)="68"> 依家 , 喺非洲人人都有手機

(src)="70"> そこで 2006 年に お婆さんによる 初めてのグループを 立ち上げました
(trg)="69"> 喺 2006 年 我組織到 第一班婆婆

(src)="71"> ( 拍手 ) ありがとうございます
(trg)="70"> ( 掌聲 ) 多謝

(src)="72"> ( 拍手 ) こんにち 70 を超えるコミュニティで 活動を行っている 何百人もの お婆さん達がいます
(trg)="71"> ( 掌聲 ) 今日 , 我哋有幾百個婆婆 分散喺七十幾個社區度做嘢

(src)="73"> そして昨年だけで ジンバブエのあるコミュニティでは 3 万人を超える人達が フレンドシップベンチで お婆さんから 治療を受けたのです
(trg)="72"> 單單係舊年 已經有三萬以上嘅津巴布韋人 喺社區嘅 「 友誼長櫈 」 計劃度 接受咗一個婆婆嘅治療

(src)="74"> ( 拍手 ) そして最近 私達は 『 米国医師会雑誌 』 ( JAMA ) で このお婆さん達の 行ってきた仕事を 発表しました
(trg)="73"> ( 掌聲 ) 最近 , 我哋喺 美國醫學研究協會嘅雜誌 發表文章講述呢啲計劃同婆婆嘅工作

(src)="75"> そして ― ( 拍手 ) 私達の報告した結果によると お婆さんによる治療後 6 か月たっても 依然 患者は無症状でした うつはなく 自殺念慮は完全に減少し
(trg)="74"> 仲有 ( 掌聲 ) 我哋嘅研究結果顯示 接受過婆婆治療嘅病人 喺六個月後 依然無復發嘅徵像 無抑鬱 少咗好多自殺嘅傾向

(src)="76"> 実際 私達の結果は 臨床試験で得たものなのですが 実際 この臨床試験では お婆さんは 医師よりも うつの治療において効果的であると 分かったのです ( 笑 ) ( 拍手 ) ですから 私達は 現在 このプログラムを 拡大する方向で 動いています
(trg)="75"> 我哋嘅研究顯示 — — 呢個係臨床試驗 臨床試驗結果顯示 婆婆醫抑鬱症仲有效過醫生 ( 笑聲 ) ( 掌聲 ) 所以 我哋依家努力擴展呢個計劃

(src)="77"> 世界中には現在 65 歳を超える人が 6 億人を超えます
(trg)="76"> 依家 , 全球有六億 六十五歲以上嘅人口

(src)="78"> 2050 年までには 65 歳以上の人口が 15 億になるでしょう
(trg)="77"> 到 2050 年 會有十五億 六十五歲以上嘅人口

(src)="79"> 世界中のあらゆる主要な都市で お婆さんのグローバルな ネットワークを作れたらと 想像してみてください 彼女達は 根拠に基づいた トークセラピーの訓練を受け ネットワークで繋がった デジタルプラットフォームを通じて 支援を受けるのです
(trg)="78"> 想像一下 , 如果我哋能夠 喺全世界所有主要城市 建立一個國際婆婆網絡 而啲婆婆又受過 循證談話療法嘅訓練 有電子平台支援佢哋 又有網絡將佢哋聯繫起來

(src)="80"> 彼女達はコミュニティに 変化をもたらすでしょう
(trg)="79"> 佢哋會為社區做出好多貢獻

(src)="81"> 精神 、 神経学的障害や 薬物使用障害にも拘らず 治療を受けられない人を 減らすでしょう
(trg)="80"> 佢哋會縮窄當地 心理 、 神經同濫用藥物問題上嘅 醫療供求差距

(src)="82"> 最後に これは ジャック婆さんの 写真のファイルです
(trg)="81"> 最後 呢張係 Jack 婆婆嘅相

(src)="83"> ファライは 彼女とベンチに座って 6 回の面接を受けました
(trg)="82"> 法拉喺 「 友誼長櫈 」 同婆婆有六次療程

(src)="84"> 現在ファライは雇用されており
(trg)="83"> 依家 , 法拉揾到工做

(src)="85"> 2 人の子供達は 学校に行っています
(trg)="84"> 佢兩個仔女讀緊書

(src)="86"> ジャック婆さんはと言うと 2 月のある朝 ベンチでの 257 人目の 患者との面接を予定していましたが
(trg)="85"> 至於 Jack 婆婆 喺二月嘅一個上晝 佢本來會嚟見佢第 257 位病人

(src)="87"> 現れませんでした
(trg)="86"> 但係佢無出現

(src)="88"> 彼女は天国という 緑の草原へ 行ってしまったのです
(trg)="87"> 佢去咗天堂